企業紹介 | 東北巧芸舎

企業情報

当舎は現在地で創立し３８年になります。
漆器産業の一分野の丸物木地製造で出発しましたが、その後拭き漆という比較的簡単な漆塗りを施し、漆器の完成品を販売しています。
昨年（2017年）に工芸品の販売の他、喫茶食事も楽しめる「とちの実」という店も併設しました。
製品の内容は各種椀・鉢・皿・盆・箸・スプーンなど食卓用品の他、時計などインテリア用品も製造しています。また、漆だけではなく白木風に仕上げたオイル塗りの盆・皿も作っています。
分業で成り立つ漆器産業ですが、当舎は木地から塗りまで一貫製作ですので、多種少量誂え等にも応じています。
普段の暮しもできるだけ石油化学製品を避けたいので、仕事も自然素材の木と漆だけを使っています。また白木風のオイルは、安全な食用のアマニ油・えごま油・クルミの油を使っています。
暮しの中でもっと木を使ってほしい。とりわけ赤ちゃん・子供の時から安心な自然素材の木に親しんでほしいと願っています。
椀類は栃の木を使っています。軽く、漆が中まで染みこみ、手にもなじみ易い木です。皿や盆は栗・欅など木目のはっきりした木を使っています。いずれも丈夫で、優しく扱っていただきますと、風合いも増し良いうつわとなります。